小谷野敦氏は立派なキチガイである。


私はキチガイと呼ばれたことがある。
キチガイとは精神障害者、あるいは頭のおかしな人にたいする侮蔑語である。
私は精神障害者ではないし、頭が狂ってなどいない。しかし、キチガイと呼ばれた!
まったく普通の精神状態なのにキチガイと言われたのである。


小谷野先生もまた、まったく正常な精神状態にもかかわらずキチガイ呼ばわりされた。
ネットという非道の言論空間にあっては、小谷野先生も、私もまたキチガイなのだ。


しかし、小谷野先生を私と同じキチガイと言っては失礼である。
私は三流大学を中退している。これに対して小谷野先生は東京大学の出身だ。
私のような下賎なキチガイとは違う。立派な肩書きを持っている。


つまり、小谷野先生は立派なキチガイだ。
キチガイのなかでは最も高いステイタスを持つ人。
これが表題の意味するところである。


このような立派な方を、どうお呼びすればよいだろうか。
キチガイの王様、キチガイの皇帝。
しかし、キチガイを束ねる組織はないのであるから、王様や皇帝というのは不適切かも知れない。
同輩中の首席という意味を込めて、プライム・キチガイと呼ぼう。


プライム・キチガイである小谷野先生の言論活動は、めざましいものがある。
小谷野先生が非道の言論空間を打ち倒せば、もしかするとキチガイの名も消え、晴れて一般人として扱われるかも知れない。
小谷野先生の八面六臂のご活躍、心よりご期待する次第であります。


偉大なるキチガイ小谷野敦先生に、万歳!

補足

私には小谷野先生を罵倒する意図はない。しかし、先生に誤解されることがあるかも知れない。
もし小谷野先生が不愉快の念を抱かれるようだったら、小谷野先生と直接お会いし、誤解を解くため誠心誠意お話し合いをする準備がある。