「さよなら絶望先生」3巻

友人と書店めぐりをしているときに買った。友人は絶望先生の存在すら知らなかった。


さよなら絶望先生(3) (講談社コミックス)


個人的には、天下りのネタが面白かった。


絶望先生のクラスに突如「文部科学省の方から来ました」という中年の男が現れる。男は学校に来ているだけで月に80万円を貰っているという。そして男は「私はいわゆる天下りとは違い きちんとこのクラスの役に立ちたいと思っている」と言い、絶望先生の《・・・・何もしないで下さるのが 一番助かるのですが》という期待を裏切り、思いつきで31人30脚や学級歌の作曲などを提案してクラスを振り回す。


久米田氏は痛いのをギャグにするのが巧いなぁ、と思った。


まぁ、自分もロクでもない提案をしては事態を引っ掻き回す人間なので本当はもっと真面目に受けとったほうが良いのかも知れないが。