加野瀬氏に何を語れと言うのか?

松永氏(id:matsunaga)がアレフ信者だったことについて沈黙を続けている加野瀬氏にid:dasm氏が噛み付いた。


http://d.hatena.ne.jp/dasm/20060320#1142852940


僕は、加野瀬id:kanose)氏が発信すべきことがあるとすれば、それは松永氏の発言を検証し、あるいは補完する「情報」である、と思う。


たとえば、加野瀬氏が松永氏と交わした個人的な会話やメールのなかに、松永氏がこれまでに書いた「一連の疑惑について」「オウム・アレフの物語」などと矛盾する発言があった、というようなことがあれば、加野瀬氏はその事実を公表すべきだ。


しかし、加野瀬氏と松永氏が個人的にどのような関係にあったか、すべてを詳らかにする必要はないと思う。個人的なことはあくまでも個人の裁量で情報公開すればいい。説明する道義的な責任があるのは、あくまでも公共性のある話題だ。これは価値観の問題、考え方の違いかも知れないが。


だから僕は加野瀬氏がこの問題に対して沈黙をもって答えるというのもアリだと思う。語るべき言葉を持たない人が無理に言葉を吐き出そうとすると、そこに嘘が生まれる。


ちなみに僕自身は松永氏について「これまでも関わり合うことはなかったし、これからも関わり合うつもりはありません。」と思っている。けれど、加野瀬氏やはてながこれから松永氏とどのような関係をもっていくかは、それぞれが判断することであって、僕はその判断を批判する気はない。