その主張「メタ」モヒカン族批判になるのでは?


http://d.hatena.ne.jp/zonia/20060226/1140977225
RIR6くんの受験が終わったら、彼のモヒカン族論争を継承して暴れようと思っていた。そしたら、まさに自分が考えていた「メタ」モヒカン族批判の論拠がRIR6くんに対する批判に使われて驚いた。


知らない人のために簡単に説明すると、はてなで出てくるモヒカン族とは「論理的で、馴れ合いを好まない人」である。


zoniaさんはRIR6くんのモヒカン族批判に対して、こう言った。

どう考えたってこんなに純粋な、原理主義的な人がいるとは信じられない。少なくとも僕は違う。僕は時にモヒカン族的な性格も持つであろうが、またムラ社会の住人でもある。そういった人すべてが非難されるべきであるのか。そうではないだろう。


批判の趣旨は分かるのだが、そもそもモヒカン族を定義したのはRIR6くんではない。はてなにはモヒカングループ(http://mohican.g.hatena.ne.jp/)というものがある。ここに「モヒカン宣言」が掲載されている。


このモヒカングループに対して、ムラ社会に対立するような趣旨であるにも関わらず、結局はてなグループのなかで馴れ合っているのではないか、という指摘もあったようだ。それに対してモヒカングループは自分達はモヒカン族ではなく、モヒカン族について考える「メタモヒカン族」だと言った。


その一端は、このエントリのコメント欄にもある。
http://d.hatena.ne.jp/syujisumeragi/20051102/1130905750#c


そもそもRIR6くんが喧嘩を売ったのは、モヒカングループにいる「メタモヒカン族」の面々なのである。その流れのなかで、RIR6くんは「モヒカン宣言」にある定義をもとに批判を加えたのである。


で、RIR6くんは「モヒカン族」が人間性の否定であるとしたわけだが、僕はモヒカン族という言葉をつくりそれを純粋な形にした「メタモヒカン族」こそが人間性の否定する存在だと思う。人間は言葉で定義するにはあまりにも複雑だからだ。