飲酒にまつわるいろいろ
「イッキ飲み」は危険か
医者や市民運動をしている人たちが使う「イッキ飲み」という言葉は、本来の意味のイッキ飲みではない。両者は似て異なる。
- 息をつかずにお酒を飲み干すこと
- 短時間で大量のお酒を飲むこと
本来の意味は前者で、問題があるのは後者だ。
たとえば小さなグラスに注がれたビールを1杯、前者の意味で「イッキ飲み」しても、死ぬことはまずない。逆に日本酒一升を1時間で飲んだら、前者の意味のイッキ飲みでなくとも死に至る。
のまネコのイッキ飲み
1ヶ月ほど前の話になるが、のまネコがイッキ飲みを助長していると抗議した団体があった。のまネコを見て、子供がイッキ飲みの真似をするという投書があったらしい。
その件について、id:kyoumoe氏がはてなブックマークでこんなことを言っていた。
2005年09月14日 kyoumoe 『人のせいにしないで子供の教育は自分でしてくださいね、馬鹿な親の皆さん。』
イッキ飲みには、ビールだと思って飲んだところ他の人が度数の高い酒を混入させていたために死亡した、という事例がある。混ぜた人にお酒の致死量についての知識がなかったのか。自分の子供を教育するだけでは対応しきれない。度数の高いお酒が簡単に飲めるイメージを植えつけるのはよくない。
抗議のきっかけとなった投書が反avex派による捏造である可能性も大いにある。しかし、仮に真偽がどうであっても、この会が抗議したこと自体には賛成だ。のまネコがネットで出回っているということと、avexがばら撒くというのでは桁が違う。