無限に複雑な現象

大学1年生の頃、経営学の最初の授業で、教授が経営学全体を俯瞰する話をしたんだけど「経営学は無限に複雑な現象をどのような視点で研究するかによっていくつかの学派に分かれている」っていうような話をして、その「無限に複雑な現象」っていう言葉に萌えた記憶がある。実存は定義不可能、とか、そういう言葉に近いものがある。


RIR6くんがこんなことを言っていた。

あーダルい。倦怠感が体を包む。なんか想像を絶する様なこと起こらないかなぁ……っていったって、僕らはもう飛行機が世界で一番高いビルに突っ込もうが、小学六年生の女子が同級生を殺害しようが、高校生が学校に爆弾を投げ込もうが、もうそんなこと「想定の範囲内」なわけで、そんなことやったって「どっかのマンガとか映画のパクリだろ?」とネタにされるのが落ちなんだろう。

すべてのものは想定の範囲内なんだろうけど、それぞれのものはいかに似ていようと、全く違う。マスコミで十把ひとからげに扱われる個々の事象がそれぞれどう違うのか。それを知っていくだけで自分は満足なんだが、RIR6くんはそれじゃ倦怠感を感じるかぁ。