自分の問題として考える格差社会と死


岐阜で「仕事が見つからず生活できないので自殺する」という遺書を残して自殺した22歳の男がいるらしい。


この件については、この人はこのあと本当に生活できなくなったかも知れないし、生きることもできたかも知れないねとしか言いようがない。新聞報道だけではどんな環境にあったのか分からない。


そんなことより俺はホームレスの路上死のほうが深刻だと思う。このことは、第三者の立場で語るのではなく、自分のこととして考えるべきだと思う。


たとえば70歳のホームレスが路上で凍死していたという話がある。身元は分かったらしいんだけど、天涯孤独だったので、どういう生活を送っていたのかは分からなかったと。


でも、70歳までは生きていたわけで、たぶん人生の大半は普通に働いていたのだと思う。ただ、結婚しておらず、子供がいなかった。面倒を見てくれる人がいなかった。こういう話を聞くと、結婚できそうにない俺なんかは背筋が冷たくなる。


バイトで食いつなぐとして、どうやったら50年間、財産を目減りさせずに温存させることができるよ。(年金はアテにしていない)



【関連情報】
特急にはねられ、無職の男性死亡−−岐南 /岐阜
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gifu/news/20070221ddlk21040110000c.html

行旅死亡人は、なぜ発生したのか
http://ah-yeah.com/blog/reports.php?itemid=344&catid=31

あるホームレスの死
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/kikaku/021/11.htm