「FC2版」はてなSNSはキモい。


以前、はてなrssや所属グループなどをまとめてmixi風に表示する「はてなSNS」というものがあった。


最近になってそれとは別にFC2SNSというサービスを使って同名の「はてなSNS」というものができあがった。便宜上、自分はこれを「FC2版」はてなSNSと呼びたい。


このFC2版はてなSNSは通常のSNSと同じものだ。ただ、日記を記事ごとに全体に公開するか友人のみに公開するか設定できるなど、mixiにはなかった機能がある。


で、このSNSについて、id:ululunさんはこう書いていた。

最後の気持ち悪さは、外部に作られ、加入しないと「読むことの出来ない情報」が存在している、という点。

mixiはてなコミュのように加入しなくてもロム出来るだとか、そういうのとは訳が違うので、この儘存続するようなら捨てメアド捨てハンで入ってヲチをしておかねば、という気にもなる。

でもこの気持ち悪さはもしかしたらSNSに対する個人的な印象なのかもしれないな、と思ったりもしました。

たしかにその気持ちは分かるのだけれど、mixiなどのSNSが始まる前からcgiで「パスワード付掲示板」なるものは配布されていた。だからとりたててSNSというものを槍玉にあげる必要はない、と思う。


それでなお僕はFC2版はてなSNSがキモいと思った。


何がキモいかって「はてな」の名前を使って人を集めて、それでどういうコミュニケーションを図ろうとしているのかが見えてこないということだ。


はてなSNSを開設した人のこの言葉を聞いて、僕は違和感を感じる。


じゃあ中を覗いてみたい人は他にもきっといるだろうからどうぞっていう。それだけのことです。


これ、あくまでも技術的な興味関心だよなーと思った次第。コミュニケーションが目的ではなく、そういう技術に対する興味関心が先にあることにどこか違和感を感じるのだ。


それに、ホントにそれでうまくいくのかな、と思う。日記の公開設定が便利になったと言っても、それはあくまでも日記を読む相手がいての話だと思う。だからSNS内でのコミュニケーションが活発にならなければ、せっかくの技術も絵に描いた餅だと思うのだ。


ま、一応登録はしておいたんだけど。