紀宮は逃げ出し、眞子さまと佳子さまは逃げそびれた。
今回の皇室典範改正は「男子」か「女子」か問題となるのではない。旧宮家を復帰させない限り、いずれ女性天皇を認めなければならなくなる。
問題は「内親王」がどう扱われるかということである。
どこぞのワイドショーで女性皇族の皇籍離脱は「本人の意思」になるとのたまわっていたが、報道を見る限り、それが認められるののは「女王」であって内親王ではない。ちなみに今いる「女王」は昭和天皇の弟の孫娘、つまり紀宮から見るとハトコにあたる方々だ。
今月の15日まで「内親王」にあたる女性皇族は4人いた。愛子様、眞子様、佳子様、そして、紀宮清子様である。
「内親王」は、本人の意思は関係なく結婚しても皇籍を離れることはなくなるという。大切な皇位継承者となるからだ。
だから今回、紀宮さまがご結婚され、皇籍を離脱されるのは深い意味を持っている。
表に出ている話だけを読んでも、年増のサーヤは皇室を逃げ出し幼い二人は皇室に縛られることになるというまことにドロドロとした話なのだが、どういうわけかそういう話は話題にならない。