「宿題」を放り投げて論争を観戦してみる

無断リンク論争について思ったのは、「無断リンク禁止」は「全てのリンク禁止」ではなく、ウェブの本質がリンクにあるとしても対立しない、というものだ。

既に出ている論点なのでここでは詳述しない。無断リンク論争自体について自分が考えたのはその程度だ。

それはともかく、RIR6が面白いことを言っていた。自分はここを鑑賞(ヲチ)してみることにする。

さて、ここまで辛抱強く読んでくれた人が一人ぐらい居てくれると嬉しいなぁと思うのですが、一体どうだったでしょうか。論理が破綻している?これこそ「お話にならない」文だ?全く正しい感想でしょう。ですが一方で、上記の様な破綻的な思想でもそれを信じる人が居る。それもまた本当のことなのです。

うむ。論理的に破綻していようがなんだろうが、それに共感するひとはいるわな。しかし、他者との対話、を掲げる君が、自分の意見を信奉する人にだけメッセージを発するという態度を示した(と、受け取られかねない)発言をするのはいかがなものか。倫理や感覚的なものを共有しない人間同士がコミュニケーションするのに必要なのは「論理」にほかならないのだが。

まぁ、実存主義的なのか現象学的なのかよく分からないが、破綻しているしていないに関わらず自分の考えをそのまま記述しようということなのだろう。その点からは肯定できる。僕自身はrir6の存在を肯定する。というかrir6がいないと寂しい。つかず離れずの議論をできる相手がいないからだ。ネットを引退する云々は止められないにしても、どこかで議論をする機会がほしい。